
From:三原成寛
インターネットで“ある事”について調べていたら、たまたま面白い記事を見つけました。
【暑がり】VS【寒がり】夫婦で体感温度に差があり、クーラー争いが勃発
記事を読んでみると、ご主人は暑がりで奥さんが寒がり。ご主人が暑くてつけた冷房は常に25度設定。リビングにいると、寒くて耐えきれず奥さんが無言で消すも、ご主人の視線が怖い&あきれている。
『こっちがあきれるわ!』
と言いたくなったそうですが、ある日義弟の家に遊びに行ったら冷房の設定温度は自分の家よりさらに低くめちゃくちゃ寒い!
さらにご主人が、義弟の家で一言。
『今のこの部屋の温度、ちょうどいいよね~』
そして、このひと言に皆が同意し衝撃を受ける。
結果、奥さんは風邪を引くという・・・。
実は私も極度の暑がりで、夏の冷房設定は25度以上だと暑く感じますし、9月中旬の涼しくなった今でも布団はかけず扇風機を遠くに置いて【弱】にして体に当てて寝ているぐらいです。
女性の方は冷え性が多いので、基本的に寒がりの方が多いですよね。
(そんなことない!と反論がきそうですが・・・)
昔、付き合っていた彼女でかなりの冷え性の方がいて、私とは真逆の極度の寒がり。
なので9月中旬のいま時期、車内も室内も常に冷房をガンガンにしている私と一緒にいると、だいたい言われます。
『ねぇ~、寒いんだけど・・・』
そっと冷房を止めるか温度設定を上げ、暑いのを我慢していた記憶があります(^^;
暑い寒いの体感温度って人によって様々ですし、極度の暑がり寒がりともなると結局どちらに合わせればいいのか、なかなか難しい議題ですよね・・・。
あっ、そうそう。
体感と言えば、冒頭で話した“ある事”を調べていた内容ですが、体感治安(たいかんちあん)について内閣府の【治安に関する世論調査】を調べていました。
『体感治安』とは、人々が感覚的・主観的に「治安が悪く(良く)なった」と感じている治安のことを言います。 警察庁などが発表している犯罪認知件数や検挙率など、統計上の客観的な数字で表される治安である『指数治安』とは異なります。(ウィキペディア:体感治安とは)
不可解な事件が増え『体感治安』が悪くなった
目を疑うような事件が新聞やテレビなどで報道されると、
『怖い時代になった』
『この辺も昔と違って物騒になった』
という声が聞こえてきます。
昔に比べて凶悪犯罪がますます増えてきたんだなぁ・・・とあなたは思っているかもしれません。
内閣府の【治安に関する世論調査】を見てみると、「治安が悪くなった」と感じる割合は、2017年の調査では60.8%と意外に多い。
ではなぜ、治安が悪くなったと感じるのでしょうか。
私の師匠である、防犯ジャーナリストの梅さんはこう言います。
人々が「治安が悪くなった」と感じさせる要因のひとつは、おそらく事件の【数】ではなく【質】でしょう。
昔のように、生活に困って盗みを働くという分かりやすい構図ではなく、
『人を殺してみたかった』
『誰でもよかった』
などの動機や、家族や身内による殺人事件に象徴される不可解な事件が増えてきています。
「ストレス社会」と言われるようになって久しいですが、ストレスを抱え込んだ人間が、ちょっとしたことで怒りを爆発させ、暴走することが珍しくなくなりました。
ニュースなどでも「心の闇」と呼ばれる“化け物”を内に抱え込んだ人間が増え、社会全体に閉塞感(へいそくかん)がただよい、「なんとも言えず、やりきれない」事件が多発していることは事実です。これが、体感治安を悪化させた要因のひとつだと見ています。
そして、私が感じるもうひとつの要因はメディアの発達かと思います。
テレビなどで、凶悪事件に対する過激な報道も一因としてありますが、インターネットの普及によって、ツイッターなどのSNS利用者も増え、日本中の犯罪情報がすぐに拡散され目に触れる機会が増えました。
そのため、実際には犯罪件数は減少傾向にあっても、事件が増えているように感じているのかもしれません。
こうしたメディアの発達によって、人々の危機意識が高まり、立場や年齢・性別や老若男女問わず、犯罪や被害者についていろいろな側面から論じられるようになり、日本人の多くが初めて犯罪に目を向けるようになりました。
現代社会の【怖さ】を自覚し、それが体感治安の悪化につながっているのかもしれません。
しかし・・・
いくら凶悪事件が報じられても、新聞やテレビ、インターネットで目にしても
『ひどい! なんてことを!』
『怖い・・・うちは大丈夫かしら?』
と思うものの、普段は他人事として気にもとめない人が少なくありません。
その怖さが『いつか自分の身にも降りかかるかもしれない』と感じる人は少ないのも事実なんです・・・。
自主的な防犯対策のススメ
虫歯にならないように歯を磨くことや、健康のことを考え栄養バランスを整えるためにサプリメントを飲むなどの予防医学と同じように、
『どのような犯罪が起きていて、今後どんな犯罪が降りかかってくる可能性が高いか』
を予知・予測し、被害にあう前に打つ【予知防犯】対策こそが究極の防犯対策であると考えます。
そして、犯罪が起きてから対策を考えるよりも、犯罪が起きにくい地域づくり、家づくり、仕組みづくりが体感治安の向上には大切です。
そのためにはまず、自宅の防犯対策を強化することも大事なことです。
- 自宅の防犯チェックをする
- 新築で建てる人は防犯を考えた設計をしてもらう
- 窓ガラスや玄関の鍵を強化する
- 防犯カメラなどを設置する
- 近所の方とコミュニケーションをとる
など、犯罪を未然に防ぐためにできることはたくさんあります。
犯罪企画者に、
『あの家はめんどくさいな。狙いたくないな。』
と、思わせる家にすることが大切なんです。
自らの安心安全を確保するためには、自主的な防犯対策が必要な時代になってきたと私は感じます。
今回は対策の一部を抜擢しましたが、詳しい対策などは今後の記事でお話していきますね(^^)
あなたは、
いつ防犯意識を高めますか?
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