
From:三原成寛
昭和の番組は、夕飯を食べ終え、家族全員でテレビを囲んで大笑いしていた記憶があります。
最近のバラエティー番組は、規制が厳しくてなんだかつまらなくなったな~・・・
と思っているのは私だけでしょうか(^^;
なんだか、昭和親父の独り言みたいになっちゃいましたね(笑)
さて、まじめな話に戻しまして、
テレビをつけると何かしらの事件や事故が報道されていますよね。
ニュースやワイドショーなどで報じられる犯罪には、【通り魔】や【無差別殺人】などが多いのですが、実は、発生事件としては住宅への【侵入犯罪】が圧倒的に多いんです。
以前の記事、泥棒も『プロ化』してきているでも書きましたが、侵入犯罪はどんどん、組織化・凶悪化・巧妙化の傾向にあります。
なぜ、侵入犯罪が悪い方向に変わってきているのか?
1990年前後、バブルがはじけ日本経済が崩壊以降、経済が悪化してきたことも一因でしょう。
景気がよくなったと言っているのは、一部の人間だけです。
最近の凶悪犯罪者に、多額の借金を抱えている人が多いことからも、それは分かります。
しかし理由は、経済だけではありません。
むしろ社会全体が、より便利に進化したことが背景にあると思います。
- 夜遅くまで営業している店が増えた
- 電子機器が、ますます小型化・軽量化・高性能化した
- インターネットが普及した
- 携帯電話のつながる範囲が増えた
などなど・・・。
これらの変化は、私たちによりよい生活をもたらしてくれた反面、犯罪者にとっても都合のいいシステムの整備になったと言えるでしょう。
グーグルマップなどがいい例です。
インターネットで地図を確認できることは、とても便利ですよね。
グーグルマップが、ストリートビューという町並みを写真で表示するサービスを開始したのは2007年のつい数年前。今まで2Dで見ていた地図が、3Dで見ることが可能になり、より便利になりました。
しかしその反面、犯罪を企画している者に対しても情報が筒抜けになってしまいます。
- 空き巣が住宅地の状態を、あらかじめ事前に確認して犯罪に利用する
- 女性用の洗濯物、女子高生の制服などが写って変質者が来る可能性がある
- 住所を元にストーカーが自宅の様子を確認して訪問する
- 小さい子供が居る事が分かって、誘拐しようという動機に使われる
などなど・・・。
しかも、今はそれがスマートフォンで簡単に見ることができる時代。
便利さゆえに、犯罪者にとってもかなり便利なツールになっています。
また、車のカーナビゲーションシステム。
知らない土地でも案内してくれる便利なカーナビは、土地勘のない犯罪者にとっても『逃げ道を教えてくれる』便利なツールに変わります。
あるいは、携帯電話。
離れた場所でも連絡を取り合えるツールは、犯罪者同士の連絡も簡単にさせてしまいます。
ATMの普及もそうです。
キャッシュカードで、現金をいつでもどこでも簡単に引き出すことができるようになって喜んでいるのは、私たちまっとうな人間だけではなく犯罪者も同じです。
電子機器の小型化・軽量化・高性能化には目を見張るものがありますが、盗聴器・盗撮カメラなども気づきにくい巧妙な製品になってきています。
より便利に、より小さく、より軽く・・・。
社会がこれらを求めた結果、
それらを巧みに利用する犯罪が増えてきました。
利便性のみを追求すると、
こうした動向は今後、ますます犯罪者を喜ばせることになっていくでしょう。
あなたは、
いつ防犯意識を高めますか?
来週でしょうか?
それとも明日から?
あるいは、、、今日?
『タメスマ』では、
防犯に関する悩みや不安の相談を、
いつでも受け付けております。
- こういうときは、どうすればいいの?
- こんなことがあったんだけど不安です。
- 効果的な住まいの防犯対策など
どんな些細なことでも結構です。
お気軽にお問合せください。
お問合せは下記をクリック!
僕の師匠である、
『防犯の梅さん』こと梅本正行先生が
毎週月曜日の朝8時から
防犯ラジオを放送しています。
★『梅と桜の防犯船』
(毎週月曜 朝8時放送開始)
初回放送日より
1カ月間無料でお聞き頂けます。
アプリケーションの
無料ダウンロードはこちら!!
《iPhone》はコチラ!
《Android》はコチラ!